【採用担当が教える】在宅ワークの求人に受かるコツ・仕事をもらうコツ

「在宅ワークに応募してみたけど、なかなか内定に至らない」
「フリーで仕事をしたいけど、応募者が多くて依頼が決まらない」

こんなお悩みはありませんか?

この記事では、採用者の視点から「家で働く仕事を得るコツ」を書きました

 

私は現在、在宅勤務で人事・採用の仕事をしています。

事務、営業、エンジニア、デザイナー、マーケティング、などいろいろな職種の採用に携わり、書類選考や面接も行ないました。

 

そんな採用する側・仕事を依頼する側の視点から、「仕事を受注する・内定をもらうにはどんなポイントがあるのか」についてまとめました。

具体的なメールの文章の例や間違いの多い敬語の使い方も交えましたので、参考にしていただければ幸いです。

 

  • 出産・育児や病気などで仕事のブランクがある方
  • 在宅ワークの求人を探すのが初めての方
  • ビジネスマナーに自信がない方
  • なかなか在宅ワークの仕事が決まらない方

 

仕事を受注

チェックリスト

在宅ワークの求人や依頼に応募する際のポイントがこちらです。

  1. 応募書類等準備は整っているか
  2. メールや応募フォームはマナーに沿っているか
  3. 職務経歴や自己紹介はきちんと書いているか

 

とても基本的なことですが、できていない方が多いため再度確認してみてください。

 

1. 応募書類等準備は整っているか

 

履歴書・職務経歴書

企業に応募する際やクラウドワークスなどの案件に応募する際、もう一度募集要項を確認してください。

 

えり
提出すべき書類や情報はそろっていますか?

 

たとえば、応募フォームやメールに以下の事柄を書かなければいけない、という場合があります。

  • 週に何時間稼働できるか
  • 応募動機

などなど…。

 

企業の依頼通りきちんと記載しているでしょうか?

 

また、履歴書、職務経歴書、ポートフォーリオ、など必要なものを添付しているでしょうか?

 

もう一度確認してみてください。

ココが漏れている方がとっても多いです。

 

採用担当は、わざわざ「この質問に回答していませんよ」「ポートフォーリオが添付されていませんよ」といった連絡をせず、そのまま「書類不備」「注意力散漫」の理由でアウトを出すケースもあります

不合格にはならなくても、「この人応募要項をちゃんと読んでないな」というレッテルは貼られてしまいます。

 

応募から採用選考に進んだ際の企業からのメールもよく確認するようにしてください。

締め切り、期日、提出するもの、返信すべきもの……対応できているでしょうか?

 

とても基本的なことですが、漏れている方も多いため、応募する際は今一度確認するようにしてくださいね。

 

2. メールや応募フォームの書き方に気をつける

メールの送り方

メールやクラウドワークス、ランサーズ等などのサイトで企業とやり取りをする際の内容も重要です。

こんな行為はNG!

  • 名乗らない
  • 挨拶をしない
  • iPhoneから送信している
  • 顔文字や絵文字を使う
  • キャリアのメールアドレスを使用している(@docomo.ne.jpなど)

※詳細は「了解」はふさわしくない!?意外と知らないメールのビジネスマナーという記事でも記載しています。

 

まず最初に名乗ったり挨拶したりせず、いきなり要件に入っていませんか

メールの書き出しから本題に入る方も意外と多いですが、マナーとして良くありません。

 

また、iPhoneからメールを送信すると、「iPhoneから送信」とメールに記載されるかと思います。

これも印象が良くないことがあります。

外出先から何か取り急ぎ送らなければいけないことがある、といった場合を除き、きちんとパソコンから送ったほうが無難です。

 

顔文字や絵文字の使用や、ドコモ、au、ソフトバンクなどキャリアのメールアドレスからの送信はもっての他です。まれにいらっしゃったのでお気をつけください。

メールアドレスをお持ちでない方は、Googleアカウントを取得してGmailを使うと良いですよ。

 

応募メールのNG例

たとえば以下の対応はNGです(実際にあったケース)。

 

例1)主婦の方。選考に進み、依頼していたテストとメールの対応が遅れた

メールの内容:「子どもが熱を出してしまい、メールの返事が遅れました。テストを受けましたので送ります」

※お子さんの病気は大変かと思いますが、期日の前に「遅れそうです」と連絡をしないとNGです。

 

例2)プログラマー志望の20代の方

メールの内容:「(挨拶や名乗りもせず)すいません。面接の時間をずらしてもらえませんか?」

※採用担当は多数の応募者とやり取りをしています。毎回きちんと名乗りましょう。また、「お世話になっております」などの挨拶は必須です。

 

応募メールの書き方例

基本的なビジネスメールの書き方の一例をご紹介しますね。

(※クラウドソーシングサイトでのやり取りも同様です)

 

◯◯株式会社
△△様(宛名をきちんと書く)ご連絡ありがとうございます。(お世話になっております。はじめまして。などの挨拶
貴社に応募いたしました◯◯と申します。(名乗る)<本文>例)◯◯につきまして、承知いたしました
期日までに対応し、送付いたします。どうぞよろしくお願いいたします。(など結びの言葉)◯◯(自分の名前

 

まず、最初に企業や担当者の宛先を記載します

書いていない方も多いですし、ここで不採用になることはあまりありませんが、「この人あまり働いた経験がないのかな?」といった印象は持たれてしまいます。

 

つぎに、「はじめまして」や「ご連絡ありがとうございます」等の挨拶と、自分の名前を名乗ります。

時候の挨拶までは必要ありません

 

名乗らない方も多いのですが、きちんと名前を記載したほうが良いです。

 

繰り返しになりますが、企業の採用担当はたくさんの人とやり取りをしているので、メールアドレスだけで個人を判別するのは大変です。

誰からのメールなのか、きちんと名乗るようにしてください。

最後にも署名のような形で名前を記載するとベストです。

 

参考)「了解しました」は実はビジネス上ふさわしくない

上記の本文の中に例を挙げましたが、企業や担当者からの依頼に対して「了解しました」「了解いたしました」と書く方が多いです。

これは採用段階だけでなく、普段仕事をしていても「了解しました」と使う方が多いのですが、じつは「了解」という言葉はあまり好ましくありません

 

部下や同僚に対して「了解しました」と使うのは構わないのですが、目上の人や社外の人に対しては「了解」ではなく「承知いたしました」「かしこまりました」を使うようにするとベターです。

 

承知しました<承知いたしました=<かしこまりました

 

ここでアウトになることはほとんどありませんが、「承知いたしました」「かしこまりました」ときちんと使えている方は印象がアップします。

 

参考)貴社と御社の使い分け

先方の会社のことを、敬語で「御社」と言いますよね。

じつは、メールなど書き言葉では「貴社」を使うとベストなんです。

 

メールやフォームで「御社」と書いても選考アウトになることは少ないですが、厳しい場合まれにNGになることもあります。

また、きちんと使い分けられていると印象が上がりますし、おさえておいてみてください(^^)

 

3. 職務経歴や自己紹介、プロフィールについて

応募動機が重要

職務経歴書や履歴書をはじめ、クラウドソーシングサイトでのスキルやプロフィール、経歴、などは上記「基本事項」「マナー」の次に重要です。

 

クラウドソーシングサイトでは、応募があって気になった方はプロフィールを見に行きますが、最初の段階で重要なのは応募フォームでのやり取りです。

そもそも応募フォームで「この人はないな」と思われてしまったら、スキルや経歴、プロフィールをいくらしっかり記載していても意味がなくなってしまいます。

 

職務経歴書や履歴書も同様です。

書類をきちんと書いていても、マナーがなっていなかったりすれば、見てもらえずにアウトになる可能性が高いです。

 

もっとも「マナーが多少悪くても仕事さえきっちりしてくれればいい」というクライアントもいるので、「ポートフォーリオ(作品)重視」「経歴がすごければいい」という場合もあります。

ただ、あまり良い付き合いにはならないのかな、という印象です。

 

求人に応募する際のプロフィールや自己紹介の書き方

最初のメールには、自分の経歴など簡単な自己紹介を書くと次のステップに繋がりやすいです。

 

えり
つまり「興味を持ってもらう」ということが初めは大事になりますね。

 

ここでのポイントは、簡潔に書く、ということ。

採用担当はたくさんの応募者を見なければならないため、どんなにすごい経歴をお持ちでも、残念ながらじっくり読んでいる時間がありません

 

箇条書きも交えてポイントを絞り、自分の経歴やスキルをアピールするのがベストです。

 

例)

はじめまして。◯◯と申します。

私は以下の経験があり、貴社にて活かせるのではないかと考え応募いたしました。

・在宅勤務にてカスタマーサポートの経験:◯年(マネージャーを担当)
・外勤にて経理の経験:◯年

出産をしたため、現在は在宅勤務をしております。

在宅勤務は◯年経験しており、細やかに報告・連絡・相談ができるよう心がけております。

・・・

 

クラウドソーシングサイトでのプロフィール等の書き方

クラウドワークスやランサーズなどでは、自身の経歴やスキル、プロフィールを記入するページがありますよね。

記入しておけばスカウトが入ることもたまにありますので、しっかり書いておくことをオススメします。

 

このときも大事なのは、

  • 簡潔に、わかりやすく
  • アピールしたいポイントを絞る

ということです。

 

文章が長々と書いてあると、ウンザリして見てもらえなかったり、採用担当の記憶に残りにくかったりします。

 

箇条書きを利用して見やすい・わかりやすいように工夫してみてください。

 

まとめ

技術職もマナーが大事

以上、在宅ワークの仕事を受注・内定するコツを記載しました。

基本的なことが多いですが、できていらっしゃらない方がとっても多いので、上記のポイントをおさえていただければ受注や内定に繋がりやすいかと思います。

 

企業やクライアントにコンタクトを取る際は、以下のポイントを確認してみてください。

 

  1. 応募書類、記載事項をきちんと整える
  2. メールや応募フォームのマナーを確認する
    • 挨拶をし、名乗る
    • できるかぎりパソコンから送信する
  3. 職務経歴や自己紹介を簡潔に、きちんと書く

メールや応募フォームの書き方、マナーなどで「自信がないな」という方がいらっしゃったら、カウンセリングと同様、添削サービスを行なっています。

もしご興味がありましたらご覧いただければ幸いです(^^)

 

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話を聴く「カウンセリング」のみではなく、コーチングやアドバイスの要素も取り入れ、みなさんがより具体的に行動・結果を出せるようお手伝いができればと思っています。

ココナラにてカウンセリングサービスを出品していますので、よろしければお気軽にご相談ください(^^)

 

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