先日、Twitterでなんとなく呟いたところ、思わぬ反響をいただきました。
Googleアドセンスから8000円いただきました。
ありがたい…。
サーバー+ドメイン代には届かないので💦
そこがまかなえるくらいに届くといいなぁ。— えり@テレワークカウンセラー (@eri_work_athome) December 23, 2020
これほどのいいねをいただけると思わず、とても嬉しかったです。
と同時に、Googleアドセンスについてはみなさんも興味のある話題なのだなあ、としみじみ感じました。
Googleアドセンスは、広告収入が8000円に到達して初めて、指定の口座に振り込まれます。
実は私、8000円に到達するのは2回めでした。
今回は、自分なりに達成できた要因を分析しています。
稼ぐためにブログをやっているわけでもない。
アドセンスは自動広告のみ。
アナリティクスの分析もやっていない。
そんな私のスタイルですが、自分なりのこだわりはありまして、それが参考になればなあと思っています。
Googleアドセンスを導入したきっかけ
私は、アフィリエイターやブロガーの方のように、ブログでがっつり稼ごうとは思っていません。
なので、本記事が参考にならない点も多々あるかもしれません。
ただ、無料ブログではなく有料ブログ(サーバーとドメイン代)では運営しているので、ブログ代くらいはアドセンス(広告収入)でまかなえたらいいな、と思っています。
有料ブログにしている理由は、そのほうが継続できるから。
これまで趣味のことをつらつら綴った記事をBloggerやはてなブログ、noteといったサービスでも書いてきましたが、続きませんでした。
一方、有料サーバー&ドメインを借りて書いているブログは、2016年から4年ほど続いています。
この動機で「継続し続けたこと」も収入に繋がった大きなポイントかな、と思っています。
Googleアドセンスで8000円到達できた理由を分析
冒頭にも記載しましたが、Googleアドセンスは、広告収入が8000円に到達しないと口座には振り込まれません。
到達すると、上記の画像のようなメールが登録しているアドレス宛に届きます。口座にもしっかりと振り込まれていました。
ただ、この8000円という壁は意外に高く、私は最初に達成するまでに1年かかりました。
Googleアドセンスとブログの遍歴は、以下の通りです。
- 2016年6月:闘病ブログ開始。毎日記事執筆をし、アドセンスに申し込むも不合格。
それからも何回か落ち、AdSense ヘルプフォーラムでブログを見てもらうも「理由がわからない」とのこと。女性疾患について書いていたので、それが何か規約に引っかかっているのでは?とのアドバイス) - 2016年夏:アドセンスを諦め、(仕方なく)nendを導入
- 2019年1月:100記事以上に膨らんだブログ、ダメもとでアドセンス再審査。アッサリ合格。落ちまくったのはなんだったのか…。
- 2019年8月:当ブログ開設。こちらもアドセンスに申し込み、一発合格。(詳細:【2019年9月】Googleアドセンス審査に合格!PV数、記事数など)
- 2020年1月:8000円到達
- 2020年12月:再度8000円到達
ふたつのブログで8000円到達できた理由は、以下の点が大きいように思います。
- 共感してもらいやすいテーマ・内容のブログ=リピートの方が多い
- 細かい分析や検証をする時間があったら、記事を書く
- アドセンスは自動広告のみ、でもユーザー目線で配置
1. 共感してもらいやすいテーマ・内容のブログ=リピートの方が多い
上述のとおり、私は2つのブログを展開しています。
- 闘病ブログ(持病や健康に関する情報発信):2016年開設
- 本ブログ(テレワークに関する情報発信):2019年開設
闘病ブログと本ブログの収益の割合は、だいたい9:1くらいで闘病ブログのほうが多いです。
というのも、闘病ブログのほうが古いですし、そのぶんアクセス数してくださる方もいらっしゃるから。
闘病ブログは、2016年6月、Googleのアップデートが入る直前くらいに開設しました。
ブログ開設当時、Googleのアルゴリズムはまだ個人ブログに優しく、コツコツ記事を書いていたら検索の1ページ目に私のブログが表示される、ということもありました。
でも、今では健康・病気系のブログは圏外に飛ばされます…。
Googleで検索しても私のブログなんてどこに行ったのやら。
(個人的に調べ物をするときもめっちゃ使いづらい…)
現在はGoogle検索は個人ブログにかなり厳しいので、「Google検索を当てにしてブログで稼ぐ」ことは相当難しくなりました。
ただ。
私のブログには、昔からブログに来てくださって、ブックマークしてくださっていた方や、
Bing検索やTwitterから新規に来てくださる方、リピーターさんがちょこちょこいらっしゃいます。
それは、「闘病」というテーマでブログを書いていて、病気を克服するために試した検査、方法、などを定期的にアップデートしているからではないかな、と思っています。
テレワークに関するこのブログも同じで、ありがたいことにリピーターさんがけっこういらっしゃいます。
どちらのブログに関しても開設した理由は同じで、
というものです。
病気なんて、絶対経験しないほうがいいです。辛いだけだもの。
でも、なってしまった。
お金と時間を使って、いろいろ調べて、病院にも何軒も通って、自分の身体で人体実験して、いろんなものを買って、試行錯誤してきました。
その結果を、ブログではけっこう赤裸々に書いています。
ブログがなければあくまで私の個人の体験にしかならないところを、ブログを書くことによって、私の経験が誰かの参考のネタになるかもしれない。
そう考えると、お金や時間や労力を使ったことが救われる気がして、ブログを書いています。
病院なんてお金ばっかりかかって失敗した、とか、正直なところGoogle先生からは嫌われる内容も書いています…。
でも、私と同じような経験をした方は「わかるわかる!」と共感してくださいます。
テレワークのこのブログに関しても同じで、病気があって働けな方時期から、人事や採用の仕事をできるまでになった…
という体験談を交えて書いています。
それが、「私もがんばろうと思います」と言ってもらえています。
つまり、ブログのテーマ・内容が共感を生みやすいので、「また来よう」と思ってくださる方が多いのではないか、と思っています。
アドセンスの収入に、アクセス数は要りません。
たくさんアクセスしてもらっても、ブログを通り過ぎられたらそれでおしまい。
でも、じっくりブログを読んでくださって、広告をクリックしてくださる方がひとりでもいらっしゃれば、収入になります。
「アクセス数が伸びない」という方も、どうか落ち込まずに続けてください。
たとえアクセス数が多くても、1回しか訪問してくださらない方ばかりだったら、いつか収入やPVは落ち目になっていくのではないでしょうか。
ただ、普通に記事を書いていてもリピーターの方はなかなか増えないので、
共感性のほか、独自の切り口だったり、おもしろさだったり、「また来たい」と思ってもらえる要因が、ブログには必要だと思います。
私がブログを作るうえで気をつけているのが、以下のことです。
- 記事は具体的に書く(具体的に試したサプリメント、商品名などを入れる)
- 失敗談や愚痴なども(煩わしくない程度に)書く
- 読みやすい・見やすいようブログづくり
3点目については後述しています。
ブログの内容やテーマに迷っている方は、「自分が困っていることを解決した内容」などを書くと良いかもしれません。
それって、誰かも同じように困っていて、知りたいと思っている内容かもしれませんよ!
2. 細かい分析や検証をする時間があったら、記事を書く
ブログで稼いでいる方は、緻密にアナリティクス(訪問者)の分析をしたり、広告の検証をしたり、ブログのキーワードにこだわって構成を考えたりしています。
私も、最初は本を買って読んだりして、がんばろう!と思っていました。
でも、分析とか、数字とか、苦手なんです……(涙)
最初はスプレッドシートなんかで表を作っていましたが、すぐにやらなくなってしまいました。
アナリティクスはたまに見るだけ。
アドセンスは、たまに開いて金額を確認するだけ。
記事も毎日書いていたわけではありません。
数ヶ月開くこともあります。
ただ、記事を書くことを、辞めることはしませんでした。
たぶん、アクセス数やキーワードの分析をしていたら、記事を書く時間はなかったと思います。
3. アドセンスは自動広告のみ、でもユーザー目線で配置
Googleアドセンスの設定は、当初細かく設定していました。
記事のどこにどんな広告を入れるか。
入れ替えてどんな金額の差があったか。
など、きちんと設定・記録するようにしていました。
……最初の1ヶ月くらいは……少しだけ……。
ただ、性格柄やはり面倒になってしまって、今では全部自動広告にしています。
あきらかにデザインが崩れる場所はオフにしていますが、それ以外はGoogleにお任せです。
おまかせにすると、大きい広告が表示されてイマイチしっくりこないときもあるのですが……その設定を細かくするくらいだったら記事を書こう、と思っています。
ただ、ひとつ強いこだわりはありまして、スマホで見たときに一面に表示される広告(モバイル全画面広告)と、スマホの下側に固定される広告(アンカー広告)はオフにしています。
これは、オンにしたほうが基本的には収益は高くなると思います。
だって強制的に目に入りますからね。
でも、自分がスマホでページを見ていて、全画面広告とアンカー広告がすごく鬱陶しいんですよ……。
広告がうるさいページは、「なるべくなら行かないようにしたいな」ってユーザー目線だったら思いませんか?
私は「収益を得たい」というより、快適にブログを見てほしいし、また来てほしいし、参考にしてもらいたい、って思っています。
だから、収益ではなく見やすい・読みやすい・訪問しやすいブログを心がけています。
闘病ブログのコメント欄やTwitterで、「えりさんのブログ見やすいですね!」と言っていただけることが多くて、すごく嬉しいです。
とくにこのブログはホームページを新着記事一覧にはせず、ロードマップのようにしているので、新規の方もリピートの方も探しやすい構成にしようと日々模索しています。
まとめ
以上、私がGoogleアドセンスの収益を達成できた要因として分析したのは、以下のポイントです。
- ブログのテーマが共感されやすいもの=リピートの方が多い
- 記事や広告の分析も大事、だとは思うけれども、その時間を取られるくらいだったら、記事を書いたほうが良い
- 収益よりも読みやすさ、見やすさ、訪問のしやすさにこだわっている=また来てほしいから
要するに、収益などは考えず「誰かの役に立ちたいと思ってブログを書いている」ことが結果に繋がったのかなあ、と思っています。
「誰かの役に立ちたい」なんて格好いいこと言っていますが、それは「自分の辛い経験に意味を持たせたい」という気持ちから来ています。
これからも、収益やGoogleではなく、「読んでくれる人」「来てくれる人」の気持ちになって、情報を発信していくつもりです。
以上、何か参考になる点があれば幸いです。