私は2016年から人事や事務の在宅ワークをしています。
「家で働く」と人に言うと、「内職をしているのか?」と質問されることもあるのですが、現代はパソコンやインターネットの発達によっていろいろな仕事が場所を問わずに行なえます。
では、実際に「どんな仕事が家でできるのか?」ということをこの記事にまとめました。
また、在宅ワークをあまりご存知ない方に向けて、「なぜオフィスに行かなくても働けるのか?」ということをご紹介しています。
家で働ける職種一覧
挙げるときりがないため、ある程度抜粋して箇条書きにまとめました。
- 事務系
- 一般事務
- 営業事務
- 貿易事務
- 秘書
- 法務
- 経理
- 人事・採用・総務
- 営業(電話・メール営業)
- マーケティング
- ライティング
- WEB記事ライター
- ブロガー
- シナリオライター
- コピーライター
- WEB系
- ホームページ作成
- WEBデザイナー
- WEB広告
- WEBディレクター
- 開発系
- エンジニア
- プログラマー
- 保守・運用
- デザイン系
- ロゴ・バナー作成
- 資料やパンフレットの作成
- 通訳・翻訳
- 動画作成・編集
- 画像撮影・加工
- イラスト作成・漫画制作
- 音楽制作
- カスタマーサポート(メール・電話・チャット)
- ネットショップ運営代行
- データ収集
- カウンセラー
- ファイナンシャルプランナー
- 社労士
- 弁護士
- 税理士
などなど……。
基本的に会社でできて家でできない仕事はありません。
少し前までは、在宅勤務というと「エンジニア」や「ホームページ制作」のようなパソコンをメインに使う仕事や技術職の求人が多かったのですが、最近では事務、マーケティング、営業、などの求人も増えてきています。
家で働く仕事~事例を紹介
「家で働く」ということがイメージしにくい職種を事例を交えてご紹介しますね。
- 事務・人事・採用
- 営業
- カウンセラーやFPなど相談を受ける仕事
事務・人事・採用
事務はオフィスで書類の整理が必要なんじゃ?
人事や採用の仕事は人と触れ合うものだから、家や遠隔では働けないんじゃ?
と思われる方も多いかもしれません。
ですが、問題ないんですよ~。
私は2016年から在宅ワークをしていて、人事・採用の仕事を行なっていますが、出社したことは一度もありません。
インターネットを使ったツールで代用できてしまうためです。
- 契約書や請求書等の管理
→クラウドサインやミソカなどオンラインで締結、処理ができるシステムがある - 面接や研修
→Google Meet(ChromeとGoogleアカウントがあれば使える)やスカイプの音声・ビデオ通話で対応ができる - 資料作成、共有
→Googleドキュメント、スライド、スプレッドシート(オンライン版のエクセルやワードのようなもの)で対応可能 - 社員同士の会話
→チャットワークやSlackなどのチャットツールで行なう - 顧客へのFAXや電話
→オンラインのツールで対応OK
などなど…。
採用の選考も、書類選考→テスト→ビデオ面談 という形で行ない、対面しなくてもきちんと運営できています。
ビデオ通話でも映像がクリアなので、人となりがわかります。
オンラインで編集できる表計算やプレゼンツール
また、業務で使うソフトで欠かせないのは、WordやExcelなどのマイクロソフト Office。
会社に行かずとも、そうしたソフトで作成した資料や書類を社員と共有できるツールがあります。
マイクロソフトもOffice365というオンラインで編集できるソフトを提供していますが(有償)、Googleが無償で提供しているツールもあります。
在宅勤務・リモートワークを導入している企業は、以下のGoogleのツールを使用して業務を進めていることが多いです。
- Word→Googleドキュメント
- Excel→Googleスプレッドシート
- PowerPoint→Googleスライド
上記がスプレッドシートです。
ほとんどExcelのような画面ですよね。
スプレッドシートではExcelと同じように関数やマクロのようなものも使えるため、売上管理、社員管理、等々さまざまなことに利用できます。
しかも同時編集ができるので、メンバーが編集した箇所はリアルタイムで反映されるんです。
Excelの場合は個人のパソコンにインストールされているので、そのファイルを編集できるのは個人だけですよね。
ですが、スプレッドシートは法人個人問わず、誰でも利用することができます。
- インターネットに繋がっている
- ブラウザはGoogle Chromeを使用する
- Googleのアカウントがある
もちろん特定の人にだけ共有する、という設定も選べます。
このようなツールのお陰で、家にいながらもさまざまな資料を編集することができます。
営業
「対面が命の営業職はさすがに家ではできないだろう」
……と、法人営業経験4年の私もそう思っていました。
ですが、営業も家でできます。
- ビデオ通話・ビデオ会議ツールを使用し、でクライアントに商品の説明や提案をする
- (スマートフォンやパソコンの)電話で商品の提案をする=テレマーケティング
- 企業リストをもとにメールを送信する
- インターネットFAXを使ってダイレクトメールを送る
などなど。
対面のほうが空気が伝わるため売れやすいかもしれませんが、商品の特徴やメリットをきちんと説明できれば、遠隔でもモノやサービスは売れます。
実際に私も在宅で電話営業の仕事をしていたことがあります。
「パソコンは苦手だけど話すのは好き」といった方は、営業職はオススメです。
特に対法人の場合はあまり邪険にされないので、営業が苦手な方でも入りやすいです。
在宅の営業職のポイント・メリットはこちら。
- 求人が多い(特にテレマーケティングの仕事)
- インセンティブ(成果報酬)があることが多い
カウンセラーやFPなど相談を受ける仕事
人と触れ合ってナンボ、と思われがちのカウンセラーやファイナンシャルプランナーなどの職種も、家で働くことができます。
上記のようなビデオ通話や電話、メールでの相談サービスは増えていますし、人によってはむしろ「対面じゃなくメールや電話のほうがいい」という方も多い印象があります。
私が働いている企業では社労士の方と遠隔でやり取りをしています。
もしカウンセリングやファイナンシャルプランナーの資格を持っているなら、開業したりココナラなどの出品サービスを利用したりして始めてみるのも良いかもしれません。
個人・フリーで働く仕事
クリエイティブな仕事や翻訳など特別なスキルが必要な仕事は、フリーランスとして個人で稼いでいる方もたくさんいらっしゃいます。
最近よく見かけるのはYouTube関連の仕事です。
- YouTubeの動画編集
- 動画で使用する音楽作成
- YouTubeで使うイラストやマンガの作成
といった依頼を多く見かけます。
通信速度がどんどん速まる時代なので、YouTubeなど動画サービス関連の仕事は今後も需要が多いように思います。
勉強すれば動画編集ソフトや画像編集ソフトは扱えるようになるため、興味がある方は学んでみると将来に繋がるかもしれません。
まとめ
以上、場所を問わずに働ける職種をご紹介してきました。
基本的にオフィスでしかできない仕事はないのではないかな、と思います。
今後は、需要が増える仕事についても記事を書く予定ですので、よろしければご覧ください(^^)