【実例紹介】車の音や低周波音を軽減する方法

前回、車道沿いの物件で音は慣れるのか、という記事を書きました。

 

車の音に慣れる人もいれば、慣れない人もいます。

車の音も含め、エアコンの室外機、換気扇、ガスの給湯器、などが発する「ブーン」という音は「低周波音」と呼ばれ、心身にストレスを与えるとも言われています。

 

音が気になる場合、賃貸では引っ越すことができますが、持ち家ではそうはいきません。

 

今回は引っ越すことができない場合に車の音に対処する方法を記事にまとめました。

  • ベストな対策法:内窓や二重サッシにする
  • ベストな気の紛らわせ方:SONYのノイズキャンセリングウォークマン

 

車の音・低周波音への対策方法

私が実際に対策して効果があったもの・なかったものを記載します。

 

  • 防音カーテン→効果なし
  • 耳栓→わずかに軽減はする
  • 音楽やテレビを常に流しておく→気は紛れる
  • ソニーのノイズキャンセリング対応ウォークマン→一番効果あり

 

防音カーテンは車の音に効果があるのか?

防音カーテンは効果があるのか?

まず我が家で導入したのは防音カーテンですが、残念ながら遮光以外の効果はありませんでした

車の音のような低周波音は建物や空気の振動による影響もあるため、カーテンでは防ぎにくいと言われています。

 

私が購入したのは2万円前後クラスのカーテンですが、防音カーテン専門店のカーテンで上下左右としっかり防げれば、多少の効果は見えてくるのかもしれません。

 

ただ、そこまで対策をしようとすると費用がかかります。

効果があれば良いですが、虚しいのは効果がなかったとき・・・。

 

えり
音が軽減されない可能性もあるのに、高価なカーテンを試してみる勇気はありませんでした。

 

防音カーテンに費用をかけるなら、引っ越せるならば引っ越したほうが確実です。

 

引っ越しが難しいケースであれば、隙間をしっかり埋められるため二重サッシ・二重窓のほうが効果が高いです。

(実家は持ち家で二重窓にリフォームしましたが、外部の音が何段階も聞こえにくくなりました)

 

賃貸でも導入できる二重サッシもあるので、一度管理会社やオーナーに確認を取ってみる価値はあるかと思います。

退去時に原状回復を約束すれば、OKしてくれるところも多いはず。

 

いくつか業者にコンタクトを取ってみて、現場を見て具体的に対応策を提示してくれるところが良いですよ。

 

気休めにもならなかったので、個人的には防音カーテンで車の音に対応しようとするのはオススメしません。

 

耳栓

耳栓

「音を防ぐ」の代表は耳栓ですが、耳栓は完全に耳を塞げるわけではないので、うっすら音を軽減してくれる効果しかありません

多少は防げるので、「何もしないよりはマシ」という程度です。

米軍が利用しているという耳栓も利用してみましたが、「まあ軽減はされているかな」レベルで、過度な期待は禁物です。

 

気を紛らわせる方法

ウォークマン

カーテンや二重サッシ、耳栓で対策できなかったため、あとは「いかに気を紛らわせるか」という対策しかありませんでした。

 

私が普段利用していたのは、以下の方法です。

  1. スピーカーかパソコンから音楽を流す
  2. テレビを付けっぱなしにしておく
  3. ソニーのウォークマンを使用する

 

1と2については完全に気を紛らわせるだけの方法になります。

スピーカー、テレビ、スマートフォン、タブレット、パソコン、など音が出せる媒体で音を流す、というもの。

 

また、「ホワイトノイズ発生機」という機器もあります。

ホワイトノイズ」というのは、生活の中で存在しているノイズ=音のこと。

たとえばこんなもの。

  • 水のせせらぎ
  • 雨音
  • 虫の声
  • さざなみの音
  • 扇風機の風の音
  • 換気扇の音

 

自然音をあえて発生させることで、安眠したり集中したりしたいときに効果を発揮します。

値段は3000円前後から。

 

私は機器を使用したことはないのですが、後述するウォークマンで水のせせらぎなど自然音を流しています。

たしかに音楽と異なって雑念が入らないので、勉強や仕事に集中しやすいです。

 

ただ、「車の音を防ぐ」のではなく「車の音へ向かう気をそらせる」ことが目的なので、その点は注意が必要です。

 

SONYのウォークマン

上記にご紹介したのは「気を紛らわせる」方法ですが、ウォークマンは「騒音軽減」の効果も相まって、私は一番オススメです。

ソニーのウォークマンには、「ノイズキャンセリング機能」が付いています。

単に「ノイズを軽減してくれる」のではなく、ノイズを聞こえにくくする技術が使用されています。

 

同梱のヘッドホンにはマイクが内蔵されています。このマイクが周囲の騒音を拾い、逆位相の音を出力することで、騒音を聞こえにくくします。飛行機、電車やバスなど、主に乗り物内での騒音を減らし、小さな音量でも音楽を楽しめます。

ソニー「ノイズキャンセリングとは」

 

私は昔からウォークマンを愛用していて、電車で通勤時にその恩恵を感じていたのですが、これは車の音にも効果があります。

 

えり
ノイズを聞こえにくくする+音楽で気を紛らわせる」という方法で、特に寝るときに効果が高かったです。

 

  • 30分タイマーでリラックスできる音楽を流しておき、そのまま眠りに入る
  • 勉強や仕事をしたいときは、自然音を流す

 

という方法を利用していて、私はかなり助かっていました。

 

ただ、イヤホンを外したときは再び車の音が聞こえるので、根本解決にはなりません…。

とはいえ「集中したい」「安眠したい」ということを求めるなら、ウォークマンは一番オススメです。

 

「ノイズキャンセリング機能」がついているなら新旧・価格問わずに使えるので、好みのものを探してみてくださいね。

 

 

まとめ

以上、車の音に対する対策をまとめました。

 

根本解決法としては、効果が高い対策は以下の順です。

◎引っ越す

◯二重サッシ・内窓

△防音カーテン

 

気を紛らわせる」効果が高いのは以下の順位。

◯ノイズキャンセリング(SONY)のウォークマン

△テレビや音楽をつけっぱなしにしておく

△耳栓

 

上記のような対策をしていていつかは慣れれば良いのですが、慣れたとしても今度は再び「音が気になるスイッチ」が入ってしまう心配性もあります。

以下の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。



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