- 在宅ワークの仕事に応募しても返事がこない理由
- 返答率を上げるにはどうすればいいのか?
をまとめました。
応募しても企業から返事がない理由は、ずばり…
「あ、この仕事、興味ある」「この仕事やってみたいなあ」
そういうふうに明るい気持ちで応募したものの。
企業やクライアントから一向に返事が来ない……というのは頻繁にあることです。
常識的に考えて、こちらが応募したら「ご応募ありがとうございます。結果は後日連絡します」といった一次返信があったり、ダメだった場合でも、「残念ですが……」連絡があったりしても良いように感じます。
ですが、クラウドワークスなどクラウドソーシングを利用する場合は特に、企業(クライアント)から何の返事もないことがしばしばあります。
なぜなのでしょうか?
残念ながらあなたが先方の希望にマッチしなかった場合もありますし、さらには企業(クライアント)が募集をかけていることを忘れているケースもあったりします。
後者の場合はもっての他ですが、前者の場合でも、「残念ですが……」といった連絡をするのが通常です。
ようするに、応募した先から返答がないのは「企業(クライアント)の怠慢」だと私は考えています。
募集が100、200と殺到することもあるので、もし採用を1人で運営していたら、ひとりひとりに返答することはものすごい労力になります。
ですが、クラウドワークスには、残念ながら採用に至らなかった方に一括でお断りメールを送る機能があるんです。
そのような機能がなくても、コピペなら少し時間をかければできることです。
なのに、そのような対応をしないということは、厳しい言い方になりますが、「しょせんその程度の企業(クライアント)」だということです。
私が募集する側としてクラウドワークス(とランサーズ)を人員募集に利用していたときは、一括送信の機能はなかったと記憶しています。
デザイナーやプログラマーの方を募集したのですが、何十と応募が集まり、ひとりで対応するのはけっこう大変でした。
ですが、応募があったらきちんとお返事していましたし、採用に至らなくてもご連絡していました。
それが礼儀だと思ったし、当然だと考えたからです。
相手の気持ちを考えたらわかることですよね。
返事がこない中モヤモヤする気持ち……。
もっとも、フリーランスの世界ではクライアントから連絡がなくても気にされない方も多いようです。
とはいえ、この点は個人的にちょっと納得がいきません。
たくさん連絡が来ていちいち対応していられないからスルーでいいのか?
所詮短い付き合いだから無視していいのか?
業務委託だから軽く考えていいのか?
採用に関わっている身として、このような体制はどうかなぁと思います。
「応募してきてくれた人への返答」はマナーではないでしょうか。
仕事をする側として「不採用メール」は受け取っても気持ちの良いものではありませんが、少なくともスルーされるよりはマシだと思っています。
話がそれてしまいましたが、企業やクライアントが何の連絡もよこさないのは、
- 連絡しなくても「べつにいい」と考えている
- 応募者対応に手が回っていない
- 忘れられている
といった背景があるように感じます。
そんな企業のもとで働きたいでしょうか?そんなクライアントと仕事をしたいでしょうか?
なんだか、イヤじゃありませんか?
なので、「企業から連絡がないな~」と思っても気にされなくて大丈夫です。
返答率が上がる応募の仕方
求人に応募して、企業やクライアントから返答をもらうにはどうしたらいいのでしょうか。
もっとも確実なのは、そもそもこちらから応募する機会を作らないことです。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトや、Wantedly、ママワークスなどリモートワークを多く掲載している求人サイトには、スカウト機能というものがあります。
企業やクライアントの担当者が、数ある登録されたプロフィールや経歴・スキルからマッチした人を探して、直接「応募してみませんか?」とアプローチするものです。
スカウトをされた場合、少なくとも最低限の条件はクリアしていることになりますので、選考が通る可能性が高まります。
私自身、ライティング業務や単発のお仕事など契約に至り良い取り引きになったのは、スカウトされての仕事が多かったです。
では、スカウトが来るにはどうすれば良いのか?
それは、経歴やプロフィール、スキル、ポートフォリオなどをしっかり埋めておくことです。
これはスカウトを狙わず、通常通り応募した際にも大事なポイントです。
自己PRやスキル、経歴はしっかりと埋める
クラウドワークス、ランサーズ、ママワークス、などさまざまな求人媒体には、かならず自己PRや経歴を記載する項目が存在します。
記入欄が多くて面倒なのですが、しっかり漏れなく埋めるようにしましょう。
ポイントは以下の点です。
- どんな仕事をしてきたのか、どんなことができるのかなるべく具体的に書く
- 今度どんなことをしたいのか、目標やビジョンを書く(相手をワクワクさせたり期待を持たせたりするように)
- 箇条書きやカッコなどの記号を用いて、視覚的にも見やすくする
フリーランス(作業者側)としてクラウドソーシングサイトはあまり利用していないのですが、参考に私のプロフィールページをご紹介します。
たくさん好評価を受けている方のページも参考にしてみてくださいね。
また、ココナラにて添削サービスも行っています。もしよろしければご覧ください。
職務経歴の書き方のポイントはたくさんあるため、いずれブログでもまとめたいと考えています。
もし不採用になったら
もし、企業やクライアントから「残念ながら貴意に添いかねる結果となりました」という連絡があったら。
残念な気持ちになりますよね。
たまに「なにくそ!」と思ってしまったりすることも……。
でも、ここはグッとこらえて、サンクスメールを送信しておきましょう。
メール文一例:
「ご連絡ありがとうございます。また、このたびはご検討いただき感謝申し上げます。今後機会がありましたら、お声がけいただければ幸いです」
このように返してくださる方はめったにいないので、企業やクライアントに印象づけることができます。
もしかすると本当にお仕事の相談がくるかもしれません。
まとめ
残念ながら、在宅ワーク・リモートワークという働き方は顔が見えない分、特に知らない人間とのコミュニケーションは希薄になりがちです。
ですが、コツコツと諦めずに継続していけば、かならず良い出逢いがあるものです。
連絡を寄越さない先方のことはさっさと忘れて、めげずに次に進んでみてくださいね。