家で働くことのメリット・デメリット【体験談と事例から】

在宅ワークやリモートワークに興味はあるけど、実際はどうなんだろう?

私が在宅ワークのカウンセリングをしていて最初にいただく質問が、「在宅ワークのメリットやデメリットって何?」というもの。

 

家や遠隔(リモート)で働くことにメリットを感じ、在宅で仕事をする人は増えています。

在宅ワーク・リモートワークの代表的なメリット

  • 通勤時間がない
  • 働く時間や場所が自由
  • 育児や介護と両立しやすい
  • 病気や障害があっても働きやすい

このように魅力的な点はたくさん挙げられますが、もちろんデメリットもあります。

この記事では、私自身はもちろん、さまざまな在宅ワーカーの意見を伺ってきた中で、在宅ワークのメリット・デメリットをまとめました。

 

ちなみに執筆者である私は2016年から在宅で働いており、人事・採用の仕事をしています。

また、在宅ワーク専門のカウンセリングを行っていて、いろいろな方とお話してきました。

「在宅ワークって実際どうなの?」と気になっている方の参考になれば幸いです!

 

在宅ワークのメリット

在宅ワークのメリット

家で働くことのメリットは、以下通りです。

 

  • 通勤時間がない
  • 満員電車・交通渋滞の憂鬱感がない
  • 自分や家族の体調・行事によって仕事を調整できる
  • 転勤がない
  • すっぴんでいい
  • 服装に気を遣わなくていい
  • 面倒な飲み会・ランチ会がない
  • 食費・交際費・服飾費・化粧品代などが節約できる
  • 何かしら事情があって在宅ワークを選んでいる人が多いため、気が合う仲間に出会いやすい
  • 休憩中にヨガや運動ができる

 

などなど……。

詳しくご紹介していきますね。

 

仕事を調整しやすい

自分や家族の体調・時間によって仕事の調整ができることは在宅勤務の大きなメリットです。

私自身持病があるため、体調が悪くなった際は休みながら仕事ができるため大変ありがたいです。

 

また、家で働いている方でもっとも多いのが、「子育て」をしたいという方。

 

  • 子どもが小さいので外で働けない
  • 子どもとの時間を持ちたい
  • 子どもが学校に行っている間だけ働きたい

こんな方が多いです。

女性がほとんどですが、中には男性もいらっしゃいます。

 

MTG中に赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたこともありました(^^)

一緒に働くメンバーも理解があるため、「大丈夫ですか?」「席を外してもいいですよ」といった声をかけ合っていました。

 

また、子どもが風邪を引いてしまった場合なども在宅で働いていると対応しやすいです。

たとえば、午前中は病院に付き添い、午後子どもを休ませている間に仕事をし、合間に看病をする……という方もいらっしゃいました。

 

また、介護をされている方も多いです。中にはペットの介護をされている方もいました。

 

家族やペットが落ち着いている間だけ仕事をしたいなど、在宅ワークでは自由な働き方が可能です。

 

通勤時間がゼロ!

通勤の煩わしさがないことも在宅ワークの利点です。

私もかつて満員電車に揺られて都内に出勤していましたが、それはもう憂鬱でした……。

朝メイクをして、髪を整えて、ご飯を食べて、通勤して……と、朝から1~2時間くらいかかるんですよね……。

 

でも、在宅勤務ならその時間は浮きます。

 

朝家族を見送って、ヨガをして、ご飯を食べてから仕事に取りかかる。

そんなゆったりした朝時間を過ごせます。

 

また、仕事が終わればすぐリラックスタイムに突入。

「あ~仕事終わった!疲れた……」

と伸びをしたら、そのままベッドで寝られてしまいます。

 

通勤していたら、仕事が終わっても人混みの多い電車に乗って帰らなければならないですよね…。

 

えり
ゆっくり朝の時間を過ごせるのも、帰宅時間がゼロなのも、家で働くことの大きなメリットです。

 

服装や見た目に必要以上に気を遣わなくて良い

ビジネススーツ

私は基本的にすっぴんで仕事をしています。これが非常に楽です(^^;

ただ、反対にあえてメイクをする方もいらっしゃいます。

家で仕事をしていると「プライベート」と「仕事」の区切りがつけにくいのですが、メイクをしたりあえてシャツを着たりすることで「仕事モード」のスイッチをオンにしているのだとか。

 

このあたりは個人の自由に決めることができます。

 

男性も、ネクタイやシャツ選びに時間を取られることがありません。

かつて私の同僚に、毎回ネクタイの柄を女性の上司にチェックされていて、嫌な顔をしていた男性がいました(^^;

 

ファッションにあまりこだわりがない方は服飾費を抑えられますよ。

反対にご自分のセンスを見せつけたいタイプの人は物足りないかもしれません(笑)

 

人間関係の煩わしさが少ない

在宅ワークを選んでいる人は、私と同じように病気の方、障害のある方、育児・介護をされている方、家族に病気や障害のある方…など、通常の仕事ができない事情を抱えている方が多いです。

 

採用の仕事をしていても、

「介護職でヘルニアを患ってしまって…」

「子どもが小さいのでなるべく一緒に過ごしたくて」

という方がたくさんいらっしゃいました。

 

個人的な体感も含みますが、人生の苦楽を大いに経験している方ばかりなせいか、在宅ワークでは気の合う人が見つかることが多いです。

 

もちろん嫌な上司、気の合わない人もいるかと思いますが、顔を合わせないので出社する場合と比べるとストレスはかなり少ないです。

 

また、お昼や退勤後の時間も自由なので、「ランチ会」「飲み会」が苦手な方にも在宅勤務はオススメです。

逆に「在宅ワークに興味はあるけど、飲み会は好き!」という方は、「オンライン飲み会」や「出社自由」という働き方ができる企業を探すと良いですよ。

 

休憩時間の過ごし方が自由

家で働いていると、休憩中にストレッチをしたり、ヨガをしたり、運動ができる点も非常に良いです。

現代の日本人は「肩こり」「首こり」「頭痛」などは国民病と言っても過言ではありません。

私も肩こりや首のこりがひどく、とうとう腕まで痺れてきてしまったので、「これはいかん!」と思い立ってヨガやストレッチを始めました。

 

1時間に1回は軽くストレッチをし、夕方16時~17時はヨガと運動の時間に当てています。

 

健康は一度崩してしまうと手遅れと言っても過言ではありません(体調を崩した私が断言します…)。

日頃から運動をして予防するのがベストですし、運動やヨガで肩こりや首こりも軽減します。

 

休憩中に自分の時間が使える点も、在宅勤務ならではです。

 

在宅ワークのデメリット

在宅ワークのデメリット

もちろん、家で働くことにはメリットばかりではなくデメリットもあります。

ただ、自分の工夫によって変えていくことはできるので、私個人としては絶対的なデメリットではないと思っています。

 

一般的に言われる家で働くことのデメリットは、

  1. 収入が低い
  2. 不安定
  3. 私生活との区別が難しい
  4. 対面でない

といったことです。

 

1. 在宅ワークは収入が低い?

「在宅ワークは稼げない」というイメージをお持ちの方も多いと思います。

 

えり
ですが、在宅ワークの報酬は「低い」とは一概に言い切れません

 

本人の努力や経験、スキルしだいで、会社員と同等かそれ以上稼いでいる方もたくさんいらっしゃいます。

 

たとえばユーチューバーやブロガー、エンジニア、などフリーランスでクリエイティブな仕事の場合、アイデアと努力があれば稼ぐことは可能です。

ただ、この「努力」「継続力」のある方が多くはないので、一握りの人しか稼げないだけです。

そのため、「フリーランスが稼げない」「会社員でないと稼げない」と考えられてしまいがちですが、「フリーだから稼げない」とは言えないのではないでしょうか。

 

また、フリーランス以外、会社に雇用されて働くスタイルでも、同様に高い収入を得ている人はいます。

 

30代の平均年収は452万円だそうですが(出店:doda)、私の知り合いでは1.5倍稼いでいる方が数名います。

 

特にこの収入の点で在宅勤務の恩恵を得られるのが、地方で働いている方です。

 

在宅ワークを導入している企業は、だいたい東京・都会に本社のある企業が多いです。

地方都市の場合、800円前後の最低賃金のアルバイトや、月収15万円~18万円といった仕事をよく見かけます。

ですが、たとえば私が経験のある仕事は時給1000~1200円。

地方でアルバイトをするよりもよほど稼げます。

 

本人のやる気や努力、スキル、経験によって稼いでいる人もいるので、一概に「在宅ワークは報酬が低い」とは言えない、と思います。

 

2. フリーランスは不安定?

在宅ワークは、業務委託や非正社員などの業務形態が多いです。

そのため、「契約が不安定」「いつ仕事がなくなるかわからない」という不安の声も耳にします。

 

でも今の時代、大企業が終身雇用制度を取りやめたように、正社員や大手企業に勤めていても解雇のリスクは避けられません。

「正社員・正規雇用=安定」「非正規雇用=不安定」とは言いにくい時代になってきました。

 

正社員でもフリーランスでも、要するに「自分のやる気やスキルがモノを言う時代になった」と言えるのではないでしょうか。

 

えり
むしろ雇用されない自由な働き方は、会社に頼らず自分の努力ややる気しだいで報酬も将来も増やせる可能性を秘めている、と私は思っています。

 

3. 在宅ワークは私生活との折り合いが難しい

「自宅が仕事場になるのは嫌だ」という方はいらっしゃるかもしれません。家を働く場にはしたくない、と。

その気持ちは私もわかります。

私も病気で働けなくなるまでは、「家で仕事をするのは嫌だな~」と思っていました。家は休む場所でありたいと考えていました。

 

でも、それは「会社で終わらなかった仕事を家でしたくない」ということであって、「家で仕事をするのが嫌だ」という意味合いとは違うと気づきました。

割り切ったり工夫したりできれば、私生活と仕事の区別がつけにくい、という点も解決しやすいです。

 

たとえば、こうした工夫です。

  • 仕事用のスペースや部屋を作る
  • きっちり時間と曜日を決めて仕事をする(その時間以外はメール等の通知をオフにする)
  • 仕事中はメイクをしたりスーツを着たりする

私は仕事用に小さなデスクを買い、「仕事場スペース」を作りました。

席についたら仕事モード。家が広い人は、仕事部屋を作ればなお良いかもしれません。

まあ、寒い時期はコタツで仕事してますけどね(苦笑)

 

そして、以前はスマートフォンにもメールやチャットの通知が来るように設定していましたが、現在ではオフにしました。

仕事の時間以外は触らないようにしています。

 

また、先にも書いたように、あえてスーツを着たりメイクをしたりして「仕事モード」にするという人もいます。

 

えり
家で仕事をしているとついついやりすぎてしまったり、仕事脳に頭を切り替えるのが難しかったりしますが、慣れや工夫で対応しやすいものですよ。

 

関連記事:子育てとテレワーク(在宅ワーク)の両立が難しい、というお悩みにコツを紹介!

 

4. 対面じゃなきゃ無理

友人に在宅ワークを薦めたとき、「対面じゃないと仕事できないよ」と言われたことがあります。

でも、物理的には問題ありません

 

昨今はインターネットが発達しているので、社員とコミュニケーションを取るツールは、チャット・メール・電話・ビデオ会議、などいろいろな選択肢があります。

 

私も普段はチャットでやり取りをし、週に何回かオンラインミーティングがあります(顔出ししなくて良い企業と必須企業があるので、好みで選べます)。

打ち合わせはオンラインで差し障りはありません。

画面の共有もできるため、リアルタイムで説明しながらの作業も可能です。

 

ファイルの共有はGoogleドライブやDropBoxなどを使えばいいですし、資料の共有もスプレッドシートなどGoogleのツール(オンライン版のExcel・Word・PowerPointのようなもの)が揃っているので、不自由しません。

 

最近ではオンライン会議で営業・プレゼンをしている企業も増えてきています。

 

「仕事はやっぱり対面じゃないと」「空気とかがわからないと」、という意見ももっともかと思いますが、対面に代わるツールはしっかりある、ということは押さえておいていただければなと思います。

 

デメリットのまとめ

「やる気」や「努力」などわりと精神論の話もしてしまいましたが、仕事をしたりお金を稼いだりするうえではどうしても本人にやる気は必要です。

「楽をして稼ぎたい」という考えでは、在宅勤務でも出社勤務でもうまくいかないかと思います。

 

まとめ

以上、在宅ワーク・テレワークのメリット・デメリットをお話しました。

 

家で働くことには多数のメリットがある一方で、デメリットも存在します。

ですが、自分の工夫や努力しだいで変えていけるデメリットではあります。

 

ただ、どうしてもリモートワークが合わない人、在宅では仕事が進まない人もいらっしゃるのも現実です。

それでも在宅勤務に興味がある場合、「基本出社、在宅勤務もOK」という企業を探してみてはいかがでしょうか。

 

こうしたメリットやデメリットを踏まえて、在宅ワーク・リモートワークが合う人・合わない人を事例から紹介した記事もありますので、よろしければ御覧ください(^^)

【事例から紹介】在宅ワークに向いている人・向いていない人

カウンセリング×コーチング×アドバイス

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  • 家で働きたいが、特別なスキルや経験がない
  • 子育てや病気でブランクが長いため、仕事が見つかるか不安

などなど…。

 

在宅勤務での人事×採用×カウンセラーの経験から、そのようなお悩みをサポートいたします。

 詳細:在宅ワークカウンセリング

ただ話を聴く「カウンセリング」ではなく、コーチングやアドバイスの要素も取り入れ、みなさんがより具体的に行動・結果を出せるようお手伝いができればと思っています。

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